こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
女性専用のパーソナルトレーニング指導を行っています。
9月も敬老の日や秋分の日など
連休ってやっぱりうれしいですよね。
いつもよりゆっくり朝起きたり
お出かけしたり
美味しいものを食べたり…
だけど楽しい連休のあとには
怖い現実が待ってたりしますよね。
そう!
決まって連休明けは
体重が増えてしまってる!
なんてことはありませんか???
そんなあなたに
これからはそうならないように
一緒に原因を探っていきましょう!
◆連休太りの正体は…
一番に考えられるのは
やっぱり食べたり飲んだりして
摂取したカロリーと
カラダを動かして消費する
消費カロリーとのバランスが
悪くなるから。
普段は朝決まった時間に起きて
通勤などで歩いたり
液の階段を上り下りしたり
当たり前のようにカラダを動かして
カロリーを消費していますが
連休中はそれらがなくなって
消費カロリーが
グッと減ってしまいますよね。
そして連休なので
時間もいつもよりありますよね。
時間をもてあまして
ついつい何か食べるものを探して
口にしてしまうことも
少なくありません。
普段よりも動かないのに
必要以上に食べたり飲んだり
これが一番の原因です。
動かないのにだらだら食べるのに加えて
連休中ってなんだか
無性に開放感を感じてしまって
普段よりもちょっと贅沢してみたり
豪勢なご飯を食べてしまったり
飲み会があったりと
いつもの食事よりも食べ過ぎる傾向が
あるのも原因と言えます。
連休に太ってしまうもう一つの理由は、
夜ふかしや朝寝坊なのによって
体内時計が乱れることも考えられます。
◆あなどるなかれ体内時計
体内時計が乱れるって?
と思われたあなた
体内時計について
すこしご説明しますね。
体内時計とは、
1日が24時間サイクルを持つように
人間のカラダにも
時計のような仕組みがあって
1日のカラダのリズムを作っています。
つまり体内時計とは
体の中の周期を調整してくれている
システムの事なんです。
この体内時計は一つではなくて
実は何個もあります。
「えぇ~!」
そんなに時計があるの~!
って思いました?
あるんです。
オーケストラに例えると
理解しやすいと思います。
体内時計のイメージとしては
「親時計」
脳の視交叉上核が指揮者で
指揮棒を振っています。
「子時計」
カラダの各臓器は演奏者たちで
その指揮棒に従って演奏している。
そんなイメージです。
実は体内時計の周期は
厳密には24時間ではありません。
24時間よりすこし長いと
考えられています。
だからそののままにしておくと
体内時計は少しずつ
後ろにずれてしまうので
毎日リセットする必要があります。
「親時計」と「子時計」が
ちゃんと正しくリセットされるのが
理想なのですが
これができていないと
体内時計に乱れが生じて
体調に悪影響を与えてしまうのです。
リセット方法は
体内時計の調節方法は
「親時計」と「子時計」では違います。
「親時計」のリセットに
最も有効なのが
外から浴びる光です。
朝に太陽の光を浴びる事で
「親時計」(脳)は
朝が来たと認識して
指揮棒を振り始め、
演奏者達である「子時計」
(末梢の臓器)
の活動を促してくれます。
演奏者である「子時計」
(末梢の臓器)
特に肝臓の時計は
光ではなく食事によって
リセットされます。
朝に太陽の光を浴びて
「親時計」指揮者が
指揮棒を振り始めても
朝食を食べないと「子時計」
演奏者は
動き出さないことになります。
朝食をちゃんと食べることにより
「親時計」指揮者だけでなく
「子時計」演奏者も動き出すので
カラダの調和がとれた状態になるわけです。
まとめると…
●体内時計は脳にある「親時計」が
正しい時間を刻んで
心臓や肝臓、胃、腸、骨など
あらゆる臓器の細胞にある「子時計」を
統括している。
●体内時計は目覚めや睡眠や体温
ホルモン・消化・吸収など
様々なコントロールをしていて
血圧や体温、尿や便通などの周期にも
関わっているため
体内時計が狂うと
体調を崩したり、体重が増えたりします。
あなどるなかれ体内時計…
◆連休に太らない方法
普段意識して過ごしてるのに
この期間にリバウンドしちゃうのは
なんだかもったいない気がしますよね。
少しだけ工夫をすることで、
休み明けに太り過ぎてがっかりする
そんなことが少なくなるかもしれません。
夜更かしをしない
朝はいつも通りに起きる
朝食は抜かない
食べ過ぎるとわかっていたら
その分積極的にカラダを動かす
コントロールできるなら
野菜なども忘れず食べる
水をこまめに飲む
連休前後で摂取と消費のバランスを
調整する
我慢をするんじゃなくて
自分にとってストレスにならない方法で
取り組んでみてくださいね。