こんにちは、梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
女性専用のパーソナルトレーニング指導を
行っています。
「今日は電車じゃなくて歩いてみようかな?
そんなふうに思ったことはありませんか?
最近、私は本町駅から阪急梅田駅まで
歩いています。
実は、この40分のウォーキングって
脳を元気にする力が
ぎゅっとつまっています。
特に、40代の女性にとっては
心と体を整えるチャンス。
今日はその理由をお話しますね。
■歩くだけで“頭のスイッチ”が入る!
歩きはじめて10分ほどすると
あなたの体の中では
ドーパミンというホルモンが出てきます。
これは“やる気スイッチ”のようなもので
頭の中がパッと明るくなったような感覚になります。
「なんか今日は調子がいいな」
「アイデアがどんどん浮かぶ!」
そんな日は、たいてい
朝や昼に少し体を動かした日だったり
するかもしれません。
ドーパミンが出ると
集中力・記憶力・判断力がアップします。
だから、40代になって
なんだか物忘れが増えたかも…
そう感じてるあなたには
ウォーキングはおすすめです。
■モヤモヤした気持ちがほどけてくる
「なんだか疲れたな…」
「気分が落ちこんでるかも…」
そんな日は、ぜひ歩いてみてください。
ゆっくりでもいいので
20分以上歩くと、脳から
エンドルフィンという
“幸せホルモン”が出てきます。
このホルモンには
心をリラックスさせる力があります。
歩いているうちに、
「まぁいっか」
「なんとかなるかも」
と、気持ちが少しずつ
軽くなっていきます。
特に40代の女性は、
仕事・家族・健康などいろんな悩みが
重なる時期。
歩くことは、心の中を
お掃除するような時間になります。
■自律神経が整って、気持ちが落ち着く
40代になると
女性ホルモンのゆらぎが出てきて
自律神経が乱れやすくなります。
イライラしたり、不安になったり
突然意味もなく涙が出たり…。
自分でもどうしたらいいか
わからない時もありますよね。
でも、歩くことで
体温や呼吸が整ってくると
自律神経も落ち着いてきます。
「なんだかホッとするな」
「少し落ちついてきたかも」
そんな体の感覚が出てきたら
脳のバランスが戻ってきたサインです。
■ ぐっすり眠れるようになる
「寝つきが悪い」
「夜中に目が覚める」
こんな悩みを抱えている40代女性は
実は多いです。
そんなあなたにもウォーキングはオススメです。
ウォーキングには
ぐっすり眠る力を高める効果もあります。
歩くことで一度体温が上がり
そのあとゆっくり下がっていくと
体は「そろそろ眠ろう」と感じるのです。
また、日中に太陽の光を浴びて歩くことで
メラトニンという睡眠ホルモンも
しっかり分泌されやすくなります。
■ ストレスに強くなる脳をつくる
ウォーキングを続けていると
脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)
という場所が元気になります。
この場所は、考えたり
気持ちをコントロールする力を
持っているところです。
歩くことで、この部分が活性化し
ストレスに強い脳へと育っていきます。
だから、トラブルが起きても
前ほど落ち込まなくなったり
人の言葉に振り回されにくくなったりするのです。
■自分を大切にする時間
誰にも話しかけられず
スマホも見ず
ただ静かに歩く。
そんな時間は、心が休まる
ひとり時間でもあります。
歩きながら、
「今日の自分、ちょっとがんばったな」
「明日はこんなことしてみようかな」
そんなふうに、自分のことを
見つめ直せる貴重な時間です。
忙しい毎日だからこそ
自分のために、歩く時間をつくることは
最高のセルフケアになります。
■まとめ
ウォーキングには、
その一歩一歩が
頭も心も元気にしてくれる魔法の時間です。
●頭がスッキリする
●気分が前向きになる
●記憶力や睡眠の質もよくなる
●将来の認知症予防にもつながる
そんな効果が、たった一駅分の
ウォーキングに詰まっているんです。
凄くないですか?
「ジムに行けない」
「時間がない」
そんな人でも大丈夫。
通勤やお出かけのついでに
少し遠回りして歩いてみるだけで
きっと体も心も変わっていきます。
まずは週に1回
歩く日をつくってみませんか?
未来のあなたが
きっと「歩いててよかった」
と思ってくれるはずです。