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210 へぇ~、なるほどバナナ話  

こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。

兵庫県の伊丹市で

女性専用のパーソナルトレーニング指導を行っています。

ダイエットしたい!
カラダを引き締めたい!
そんなあなたはきっと
食べるものにも気を配っているはず。

今回はこれ!

バナナについて
詳しくお伝えします。

◆なるほどバナナのその1

お手価な価格で
さっと食べれて
栄養価の高いフルーツ
それがバナナです。

バナナの詳しい栄養素を
見ていきましょう。

栄養成分比較表(可食部100gあたりの含有量)
 エネルギー 93 kcal
 水分 75.4 g
 たんぱく質 1.1 g
 脂質 0.2 g
 炭水化物 22.5 g
 灰分 0.8 g
 ナトリウム 微量 mg
 カリウム 360 mg
 カルシウム 6 mg
 マグネシウム 32 mg
 リン 27 mg
 鉄 0.3 mg
 亜鉛 0.2 mg
 銅 0.09 mg
 マンガン 0.26 mg
 ビタミンA(レチノール活性当量) 5 μg
 ビタミンB1 0.05 mg
 ビタミンB2 0.04 mg
 ビタミンB6 0.38 mg
 ナイアシン 0.7 mg
 ビタミンC 16 mg
 ビタミンE(αトコフェロール) 0.5 mg
 葉酸 26 μg
 パントテン酸 0.44 mg
 食物繊維総量 1.1 g

日本食品標準成分表2023年版増補(八訂)より

甘くて腹持ちがいいので
なんとなくカロリーが高い
と思われがちなバナナですが、
ご飯茶碗に軽く1杯(約150g)は
234kcal。
バナナは93kcal(100g)だから
バナナ150g食べても140kcal。

バナナって思いのほか
カロリーが低いんですね。

具体的にバナナ100gって
どれくらいの量かというと
たいだい中くらいの大きさ1本です。
いつもあなたが食べるバナナの大きさを
この機会に一度
量ってみるといいですね。

念のため説明しておくと
可食部っていうのは
実際にバナナの皮をむいた
その重さの事です。

皮をむいたバナナの実。白のクリッピングパスで分離されたバナナ

さまざまな栄養素を
バランスよく含んだバナナは、
健康や美容面で
魅力的な効果があるので
上手に食生活に取り入れたい食品です。

◆なるほどバナナのその2

●時間のない朝食や
運動する前のエネルギー補給として
バナナはぴったりって
本当?

答えは 〇

バナナの糖質は
単糖類(ブドウ糖や果糖)
少糖類(ショ糖やオリゴ糖)
多糖類(食物繊維・デンプン・難消化性デンプン)
などエネルギーに変わる速さが
さまざまな種類のを含まれているので
バナナには吸収スピードの
速い糖質から遅い糖質まで
まんべんなく含まれていて
持続的に糖質が
エネルギーに変わり続けるので
効率的なエネルギー補給に
役立つんですよ。

即効性のあるエネルギーと
持続性のあるエネルギーとしての
両方を兼ね備えた食べ物なんです。

◆なるほどバナナのその3

●バナナで便秘を解消できるって
本当?

答えは 〇

バナナには悪玉菌を減らす
善玉菌のエサとなる食物繊維や
オリゴ糖が含まれているので
腸内の善玉菌の働きを活発にし、
腸内フローラのバランスを整えてくれます。


特に「青めのバナナ」は
整腸作用が顕著に期待できます。

バナナと一緒にヨーグルトやチーズなど
発酵食品と一緒に食べることで
健康的な腸内フローラバランスが整います。

便秘はもちろん下痢など
腸のトラブルを抑えてくれます。
つまり腸の調子がよくなるので
便秘解消も期待できるということです。

◆なるほどバナナのその4

バナナを食べると
エイジングケア出来るって
本当?

答えは 〇

バナナはなんと
身近にある食品の中で
最も抗酸化力が高い食品であることが
東北大学の大久保一良教授らの
活性酸素消去試験(*)で分かりました。

(*)『新規微弱発光系による活性酸素消去能に関する研究』
(日本農芸化学会誌73巻(12)1283-1288(1999)・吉城由美子)
による

抗酸化力とは
老化や生活習慣病の原因になる
活性酸素を取り除いてくれる
働きのこと
です。
わかりやすく説明すると
体の中を錆びさせないはたらきのことです。

フルーツのポリフェノール含有量の
ダントツが実はバナナ!

それだけではありません。
細胞の老化を防ぐ
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンC
ビタミンEも含まれているので
エイジングケアを
サポートしてくれます。

またバナナには
美容の強い味方のビタミンB2
ナイアシン(ビタミンB3)
ビタミンB6のいずれも
他の主な果物と比べて多く含まれています。

ビタミンB2…脂質の代謝を助けて
      お肌や髪・爪などの
      細胞の再生に役立ちます。 
ナイアシン(ビタミンB3)…精神疾患などの
      心の病を治すビタミン
として
      紹介されてきましたが
      最近の研究では精神疾患だけでなく
      加齢による老化防止や
      傷ついた臓器・筋肉細胞の
      修復作用などさまざまな
      エイジングケア効果があると
      わかってきています。
ビタミンB6…肌荒れやカサつきに効果があり
      皮膚の新陳代謝である
     「ターンオーバー」を促す作用があります。


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