こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
パーソナルトレーニング指導を行っています。
パーソナルトレーニングの
カウンセリングをしていると
よくお客様から腰痛持ちなんです。
って話をよく聞きます。
実は、厚生労働省の平成28年の調査によると、
日本人が症状を自覚する
病気やけがのランキングでは
男性の第1位そして女性の第2位が
「腰痛」なんですって!!!
腰痛ってほんとにたくさんの人が悩んでるんですね。
■腰痛の種類について
その腰痛ですが実は種類が色々あります。
腰痛は、痛みが続く期間の長さによって
「急性腰痛」と「慢性腰痛」
の大きく2種類に分けられます。
●「急性腰痛」
4週間以内におさまるものが「急性腰痛」とされます。
特徴として突然の激しい痛みに襲われます。
代表的なのは腰に激痛が走るぎっくり腰です。
大きな痛みから始まるので
腰痛がいつから始まったのか
何がきっかけだったのかが明確にわかるのも特徴です。
安静にしていれば、
日ごとに痛みが和らいで
病院で治療を受けなくともだいたい
1週間程度でだいぶ良くなります。
長くても1ヶ月もすれば
急性腰痛の9割は完治するといわれます。
しかし一部のひとは慢性化してしまって
日常生活に支障をきたす重度になる事もあります。
●「慢性腰痛」
痛みが3ヶ月以上続くものが「慢性腰痛」とされます。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など
体の奥に響くような痛みである場合が多いです。
不快な痛みが慢性的にずっと続いていて
痛みがおさまったり強くなったりを繰り返します。
何をきっかけに、痛みが始まったのか
分からない事が多いです。
筋肉の衰え、肥満やストレスなどで
痛みが長期的に続く場合もこちら側になります。
自然に治る見込みは少なく、
原因を特定して適切な治療を
行っていく必要があります。
何の対処もせずに放置すると、
更に症状が悪化する危険性が高まります。
■腰痛になってしまう原因について
腰痛のなってしまう原因も
いろんな原因が考えられます。
大きく4種類に分ける事が出来ます。
●筋肉・筋膜
●骨
●神経
●内臓
●筋肉・筋膜
筋肉や、筋肉などを包んでいる筋膜が
原因となっている場合です。
筋肉痛だったり
外傷などによる筋損傷、筋・筋膜炎
運動不足による腰の周りの筋肉の衰えや
柔軟性の低下などです。
●骨
骨自身に原因がある場合です。
腰椎分離症や骨粗しょう症などが
その一例です。
●神経
腰や周辺部位の神経が
何らかの原因で神経を圧迫し
腰痛を引き起こすケースです。
椎間板ヘルニアや
脊柱菅狭窄症などです。
●内臓
腎臓・膵臓・卵巣など、
腰や周辺部位に収まっている臓器の炎症などで
腰痛が起こる場合もあります。
■腰痛をやわらげる方法
骨や神経・内臓から起こる腰痛の場合は
やはり整形外科に行くことが一番の解決策です。
しかし
筋肉や筋膜が原因で起こる腰痛の場合は
安静を続けるよりも
積極的に動いたほうがよいといわれています。
腰が痛いからといって、
腰を過保護にして安静にしすぎる事は、
かえって回復を遅らせてしまったり
症状を悪化させることにつながります。
もちろん、ぎっくり腰の初期など、
腰に激しい痛みがある場合は安静が第一です!
しかしある程度痛みが和らいで
動けるようになってきたら
無理のない範囲で身体を動かした方が
安静にするよりも治りが早いと言われています。
筋トレによって筋肉をつけることで
痛みだけでなく日常生活を快適にすごく事に
役立ちます。
また日常生活で使いすぎてる筋肉を
ストレッチをする事で
筋肉を伸ばし、柔軟性を高める事も
改善する為の方法のひとつです。
腰痛緩和におすすめのストレッチの
一例をご紹介します。
まずは下の動画をご覧ください。
大腿四頭筋の柔軟性が低いと、
骨盤が前傾になりバランスをとるため
腰をそらす姿勢になって
腰に負担がかかります。
普段からストレッチをして
柔らかくしておきましょう。
簡単なので是非やってみて下さいね。