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154 効率的に全身を鍛えられるトレーニング「ターキッシュゲットアップ」

こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。

兵庫県の伊丹市で

パーソナルトレーニング指導を行っています。

今日はTenchanceで行っている
パーソナルトレーニングをご紹介します。

「ターキッシュゲットアップ」とは

ケトルベル を使ったトレーニングです。

これを行っている目的は
さまざまな動作が入っているので
全身の筋肉を効率的きたえる事が出来ます。

そのなかでも、
三角筋・腹直筋・外後斜筋
脊柱起立筋・殿筋群・大腿四頭筋
ハムストリングスに効果があります。

1つの動作の中に様々な動作がふくまれているので
これをするだけでもいいトレーニングになるので
忙しいあなたにはピッタリです。

また身体を持ち上げる初動は
体幹の筋力を高める効果もあります。

ターキッシュゲットアップでは
頭の上にケトルベルを持つので
肩と肩甲骨の安定性が向上されます

また、上腕骨と肩甲骨をつないでいる
ローテーターカフの筋力向上にも効果があります。

■ローテーターカフってなぁに?

ローテーターカフとは
肩甲骨の外側から上腕骨に付着する
棘上筋(きょくじょうきん)
棘下筋(きょくかきん)
小円筋(しょうえんきん)
肩甲下筋(けんこうかきん)の総称です。

腱板または回旋筋腱板とも呼ばれることもあります。


棘上筋は肩甲骨側から上腕骨に付着して
肩関節を外転(腕を横に持ちあげる)する役割をしています。

棘下筋は肩甲骨側から上腕骨に付着していて
肩関節を外旋(腕を外向きにひねる)する役割をします。

小円筋は肩甲骨の外側から上腕骨に付着していて
これも肩関節を外旋する(腕を外向きにひねる)役割をします。

肩甲挙筋は名前からもわかるように
肩甲骨の裏側から上腕骨に付着していて
肩関節を内旋する(腕を内向きにひねる)役割をします。

■ローテーターカフが大切な理由

肩関節はあなたも実際動かしてみると
わかると思いますが、とてもと可動域の広い関節で
靭帯や筋肉などの軟部組織によって安定性を得ています。

その広い可動域と動きに耐えられる安定性を作り出しているのが
このローテーターカフなんです。

ローテーターカフが弱くなると
肩関節の安定性が悪くなってしまい
肩の動きが悪くなります。
そして肩こりのような痛みの原因になる事も
よくあります。

■具体的な動きの紹介

ターキッシュゲットアップの
トレーニング風景はこちらです。💁

①仰向けに寝て、ケトルベルを肘を伸ばしたまま
 その腕をまっすぐと天井に向かって持ち上げます。
 ケトルベルを持っている側と同じ側の足は膝を立てます。
 
②反対側の腕は30〜45度くらい広げます。
 両足とは少し外に開き気味にすると
 以後の動きが安定して行いやすくなります。

③ケトルベルを持っている反対側の肘を立て
 お腹に力をいれて肘立てします。
 この時目線は常にもちあげているケトルベルを
 見続けます。

④つぎは肘立ての状態から手で支えるところまで
 起き上がります。

⑤膝を立てている方の足で地面を蹴り、
 手で床を足ながらお尻を持ち上げて
 膝をつきます。
 この時も、視線はケトルベルから外さず
 ケトルベルを持った腕はしっかりと伸ばしたまま
 地面から垂直方向の状態を保ちます。
 
⑥手で床を押し返すようにしながら
 身体を起こし片膝立ちになります。

⑦持ち上げたケトルベルから視線を外さずに
 立ち上がります。

⑧①~⑦までの逆の動作をおこなって
 寝転ぶことろまで行ったら
 ターキッシュゲットアップの完成です。

あなたもやってみたくなりましたか?
もちろんケトルベルがない場合は
ダンベルで代用する事も出来ます。

お問い合わせやご質問・体験は
お気軽にご相談ください。

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