こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
パーソナルトレーニング指導を行っています。
お客様からこんな立派なたけのこをいただきました。
おっき~い。
ちゃんと湯がくためのぬかと
かざりの木の芽も一緒にいただきました。
たけのこは掘りたてが一番美味しいらしくて
時間が経つほどにアクが出てしまって
えぐみが強くなるので、生の状態で保存するのではなく
新鮮なうちにゆでてあげると美味しいんだそうです。
今まで生で実は買ったことがなかった私。
ゆでるのがむずかしいイメージがありますが、
頑張って頂いたその夜にチャレンジしてみました。
■生のたけのこを茹で方
生たけのこのゆで方は、
まず最初にたけのこを洗って
泥をしっかり洗って穂先を4~5㎝ほど斜めに切り落とします。
そのあとに湯がきやすいように
縦に深さ1㎝程度の切り込みを入れます。
こうしておくと、アクも抜きやすくなって
火の通りも早くなるし
あとで皮をむくのがラクになります。
たけのこがすっぽり入る深さと幅のある
大きな鍋を用意します。
たっぷりの水をいれて沸かしたら
たけのことぬかを入れて
たけのこが浮いてしまわないように
落し蓋をしたららグツグツと弱火で
約1時間くらい煮ます。
約1時間煮たら、竹串をさして
中までしっかりと湯がけてるかを
確認します。
湯がけていたら
そのままゆで汁につけたまま
約8時間放置して、さらにアクを抜きます。
■ゆがいた生たけのこの切り方
8時間放置したたけのこだけど
初めて生たけのこを湯がいた時って
この何枚も重なったたけのこの皮って
どこまでむけばいい?
って思いますよね。
でも安心してください!
とっても簡単な方法があります。
たけのこの穂先と根元をそれぞれ握って
それぞれタオルを絞るみたいに
逆方向にひねって、穂先の方を上に引き抜くと
おもしろいように、皮がスポンとはずれます。
一枚ずつはがしながらむいている人が
多いみたいだけど、是非一度おためしあれ。
たけのこの下の部分にある
黒いような赤いようなブツブツの部分
食べれる部分ではあるけれど
硬いので私は切って取り除きました。
切り落としたらこんな感じになりました。
ここからさらに
柔らかい穂先と硬い根元部分で
2等分して切ります。
部分によって切り方を変えます。
柔らかい穂先の部分は縦半分に切って
切り口を上にして縦半分に切り
さらに半分にと繰り返し切っていって
くし形切りにしました。
厚みはおこのみで
根本は硬いので
たけのこご飯に入れようとおもって
半分に切ってから薄切りにしました。
この根元をたっぷり使って
たけのこご飯を作りました。
■たけのこご飯の作り方
いつものようにお米を炊くんですが
お水の量はすこしだけ少なめにします。
味付けは醤油とお酒だけ
たけのこはたっぷり入れたほうが
美味しくできます。
炊き上がりましたぁ!
味がとてもシンプルなので
お好みで塩を振りかけても
いい感じになると思います。
食べる時に木の芽を添えると
味わい深い春の味をいただけますよ。
■たけのこの栄養について
たけのこは実はダイエットしたいあなたには
オススメできる食材です。
なぜならたけのこは
食物繊維が大根の2.5倍
レタスの3.3倍と
野菜の中でも食物繊維が豊富な野菜です。
また、たけのこには100gあたり
約520mgのカリウムが含んまれています。
カリウムは、血圧の調整に働きかけ
高血圧の予防に効果があります。
また、塩分を体内から外へ排泄する働きもあって
むくみの改善にも役立ちます。
気になるたけのこ(生)100gに含まれる
主な栄養素は以下の通りです。
エネルギー 27kcal
水分 90.8g
たんぱく質 3.6g
脂質 0.2g
炭水化物 4.3g
マグネシウム 13mg
カリウム 520mg
ビタミンC 10mg
葉酸 63μg
食物繊維 2.8g
※参照「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
春が旬の代表的な食べ物であるたけのこ。
煮物にしても炊き込みご飯にしても
炒めても良し。
どんな料理にも使える万能食材でありながら
カロリーも糖質も低く、身体に嬉しい栄養素を
たくさん含んでいます。
だからと言って食べ過ぎてしまうと
たけのこは「不溶性食物繊維」を含んでいるため
摂り過ぎてしまうと腸内に長く溜まってしまって
水分が吸収されすぎて
便が固くなってしまい、
便秘になってしまうことがあります。
また、腸の動きが活発になり過ぎて
下痢や腹痛を起こしてしまうこともあるので
適量を食べる事で便秘解消に効果があるので、
食べ過ぎないようにしてくださいね。