こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
女性専用のパーソナルトレーニング指導を行っています。
あなたも感じたことが
ありませんか?
なんだか年を重ねるごとに
「傷が治りにくくなったなぁ」
って
回復力には個人差があると思いますが
一般的には若い人の方が
年配の方に比べて
自然治癒力が高いので
怪我をしても早く元の状態に戻りやすい
そんなイメージがありますよね。
今日は怪我などをした時の
回復力についてのおはなしを
したいとおもいます。
■打ち身が治るまでの経過観察
先日トレーニングで
Cleanという種目をしていた時の事
動作中に何度もバーが
太ももに当たってしまって
痛いなぁ~と思いつつ
トレーニングを続けていたら
トレーニング終わって見てみたら
こんな感じになってしまってました。
あらららら…
触るだけで痛い…
後に残らないといいなぁ
と帰ってから患部をアイシング
冷やすことで
腫れや痛みの緩和が
期待できます。
これは完全に
皮膚の表面には傷口はないけど
皮膚や皮下組織の血管や
筋肉が傷ついちゃって
内出血を起こしている
打ち身って呼ばれる状態ですね。
50kgのバーベルが
何回も同じところを打ちつけているのだから
こうなるのも必然。
受傷直後にこんな感じで
青紫色になってるところは
細胞組織の中でも深い部分で
赤色になってるところは
浅い部分で起こる内出血です。
●●●1日後●●●
おぉ~すごい事に
なっています。
しかも触れるだけで痛い
今日も髪を乾かしながら
アイシング~♪
早く良くなぁれ
●●●2日後●●●
色がどす黒く変色
痛みはそのまま
触れると痛い感じ
●●●3日後●●●
色が薄くなってきました。
痛みは50%くらい半減
●●●4日後●●●
だいぶ赤みが引いて
黄色っぽい色に変わってきました。
皮膚の下で
組織内に溜まった血液が
流れていく状態になると
この色になるみたいです。
●●●7日後●●●
ほぼほぼ赤みはなくなり
痛みもほとんどありません。
●●10日後●●●
綺麗に痕も残らず
治りました!
■運動習慣がある人は回復が早い?
今回の私の打ち身は
軽度の打ち身を1
重度を10とした場合
多分4から6程度の
中度の打ち身だったと思われます。
理由としては
色がはっきりとしているものの
極端な腫れや深い紫色
(重度の打ち身に見られる特徴)が見られないため
軽度から中程度の打ち身に
分類されるかなと思います。
該当しそうな中程度の打ち身は
一般的には個人差があるものの
だいたい2週間くらいで
内出血が吸収され、変色が消えていきます。
歳を重ねるにしたがい
この程度の打ち身が回復するのには
もう少し時間がかかって
2〜3週間かかることが多いです。
なぜなら年齢を重ねると
一般的に血流が少し遅くなり
細胞の修復力も低下してしまうので
若い頃よりも回復に
時間がかかる傾向があります。
あれ?
私ちょっと回復するの早くない?
ということで
運動習慣がある人は
もしかして
怪我の回復が
早いんじゃない?
ってことで
その理由を調べてみました。
■運動習慣が怪我の回復に与える影響
運動習慣が
怪我の回復に
どんな影響があるのか?
説明していきますね。
-
血流促進
運動をすることによって
私たちのは血流を促進されます。血の流れが良いということは
怪我した部分に
酸素や栄養が素早く豊富に
届けれらることになります。
そのため、怪我からの回復が早まります。
たとえば、今回の私のような
打ち身の場合ならば
内出血が早く吸収されて
腹や痛みも短期間で軽減されます。 - 炎症の抑制
運動には、体内の炎症を
抑える効果があるとされています。
運動をしていると
体の中で炎症を抑えるための
メカニズムが鍛えられていきます。
特にインターロイキン-6(IL-6)などの
抗炎症物質が定期的に
分泌されることにより
炎症が強くなりすぎるのを防いで
回復を邪魔しないように
調整してくれるんです。
定期的に運動をしている人は
C反応性タンパク質(CRP)という
炎症マーカーが平均で
20〜30%低下することが
確認されています。
CRPが低いほど炎症が少なく、
体がスムーズに回復しやすくなります。
【C反応性タンパク質】とは
という体の中で作られる
タンパク質の一種で
体の中で炎症が起きているときに
その量が増える特徴があります。
CRPは、怪我や感染症が起きたときに
肝臓から分泌されて
血液中に入ります。
そんな理由から
体がどのくらい炎症を起こしているか?
を知るための「サイン」として
よく医療現場で使われています。 - 体力と免疫力の強化
定期的に運動を行うと
体の修復を助ける
免疫細胞が活性化し
体内を巡回するスピードが上がります。
そのおかげで、怪我や炎症
感染が起きた時に
免疫細胞がすばやく集まり
すぐに修復作業を始められるので
回復が早まるわけです。
■まとめ
様々な点から見ても
やっぱり運動習慣がある人は
怪我などの回復が早い!
ということがはっきりしました。
運動をすることは
忙しい日々の中で
自分では気づかないうちに
溜まってしまっている
ストレスにも効果があります!
定期的な運動を行うことで
ストレスホルモンのコルチゾールが
平均15〜20%も減少する
という研究結果も出ています。
もうあなたは運動したくて
うずうずしてるんじゃないでしょうか?
では また