こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
女性専用のパーソナルトレーニング指導を行っています。
最近、本当に毎日暑いですね。
キンキンに冷えたビールが
美味しい季節がやってきました。
最近はテレビで「外出は控えてください」
ってコメントを聞いたりしますが
昔ってそんなことありました?
そう思って過去の気温と現在の気温の変動を
調べてみました。
■本当に暑くなってきてるのか?
大阪(大阪府) 日平均気温の月平均値(℃)
7月 8月 9月がご覧の通りです。
30.1 31.1 26.9
33.0 35.1 30.5
32.0 35.2 31.1
29.6 35.7 30.0
32.2
この数字を見ると
私たちが感じてる通り
やっぱり気温高くなってますね。
続いて、この表は気象庁が発表している
日本の年平均気温偏差の経年変化
(1898〜2023年)
のグラフです。
※細線(黒):各年の平均気温の基準値からの偏差
太線(青):偏差の5年移動平均値
直線(赤):長期変化傾向。
基準値は1991〜2020年の30年平均値。
■温暖化が進むとどうなるの?
0.5℃の温度の差なんて
すごく小さなものに感じますが
実は気温0.5℃の上昇でも
地球環境への影響や
災害の頻度や規模への影響は
すごく大きなものになると言われています。
具体的には地球の平均気温が
1.5℃上昇すると
豪雨や洪水が高頻度で
起こる恐れがあります。
気温が上昇すると
大気中の水蒸気量が増えるので
台風の被害も増加します。
気温が上昇すれば
気候変動による乾燥や干ばつによる
山火事なども深刻化する恐れもあります。
大規模な自然破壊や自然災害
地表の砂漠化・海面の上昇
生態系の破壊など、様々な影響を及ぼす温暖化。
現在の温暖化対策では
1.5℃の上昇は早ければ
2030年にも到達すると予測されています。
■私たちが今やるべきことはなに?
私たちは、0.1℃でも気温の上昇を抑える為に
日々一人一人が取り組めることを
取り組んでいく必要があります。
私たちがすぐに取り組めること
●家電を使うときに省エネを心がける
●使っていない部屋の照明は消す
●水は出しっぱなしにせず節水を意識する
●外出はバス・電車・自転車を使う
●買い物はマイバッグを持参する
●植物を育てて緑を増やす
さて、本題に戻りますね。
暑いっからってあなたはたくさん
ビールなど飲みすぎてはいませんか?
■お酒は飲んでも太らないって本当?
「お酒はエンプティーカロリーだから
飲んだって太らない」
ってあなたも聞いたことが
あるかもしれません。
本当にそうなの?
あなたも疑問に
思っていたかもしれません。
その直感は正解です!
お酒はゼロカロリー
ではありません。
お酒に含まれている純アルコール
(エタノール)は1グラムあたり
7.1キロカロリーです。
炭水化物などと同じように
エネルギー源のひとつなんです。
しかし、その約70%は
代謝で消費されることが
わかっているため、
同じカロリーの炭水化物や
脂肪を摂取した時よりも
体重が増えないのではないか?
という理由でそういわれているようです。
■エンプティーカロリーはゼロカロリーではない
缶ビール(350ml)
純アルコール14g~17g 糖質約10g 約150kcal
日本酒一合(180ml)
純アルコール約20g 糖質約6.5g 約185kcal
ワイン1杯(120ml)
純アルコール量は約12g 糖質約1.68g~2.4g 約90kcal
おにぎり1個(110g)
糖質約39g 約180kcal
そこであなたは思ったかもしれません。
「糖質ゼロのお酒ならいいんじゃないの?」
と…
残念ながらそうではありません。
なぜなら糖質はゼロですが、
アルコール自体にカロリーがあります。
糖質がゼロのお酒だから大丈夫でないのです。
アルコールから摂取したカロリーは
優先的に消費されると言われていますが
その他のカロリーが消費されず後回しにされるだけなので
結果として肥満の原因に…
エンプティカロリーとは
正確に言えば
カロリーはあるけれど
栄養素は空っぽ
という意味。
カロリーは高いけれど
タンパク質やビタミン
ミネラルなど身体に必要な
他の栄養素をほとんど含んでいない
食品の事を指します。
ジャンクフードやお菓子や
ジュース・アイスクリームなどが
代表的なものとして挙げられます。
■太らない為には?
そうはいっても
この暑い中、ビールなど飲みたいですよね。
太らないようにお酒を飲むには
お酒にもカロリーがちゃんとあるんだ
と認識したうえで
飲み過ぎない事が大切です。
アルコール分解の時に使われる栄養素
ビタミンB1を積極的に摂ったり
運動量を増やすようにしてみたり
アルコールと上手に付き合って
暑い夏を楽しく過ごしましょう。