こんにちは、梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
女性専用のパーソナルトレーニング指導を行っています。
あなたはちゃんとタンパク質と
日常的に摂れていますか?
トレーニングを始めた方や
ダイエットを頑張っている方に
私は必ずといっていいほどお伝えしているのが
「タンパク質をしっかり摂りましょう」という話。
でも、こう返されることが意外と多いんです。
「プロテインが苦手で……」
「粉っぽいし、味も苦手なんですよね」
「無理して飲んでもお腹の調子が悪くなるんです」
わかります。
私も最初はあの独特の風味が
得意じゃありませんでした。
でも大丈夫。プロテインが苦手でも
筋肉を落とさず、代謝を落とさず
引き締まった身体をキープする方法はちゃんとあります。
今日はそんな「プロテインが苦手な人」でもできる
現実的な食事法についてお話しします。
■どうしてタンパク質なの?
このブログの中でも
紹介しているので是非クリックして
読んでみて下さい。
●女性も必要なプロテインのあれこれ
●わかりやすく説明します。「たんぱく質って必要なの???」
筋肉を維持したまま痩せたいと
あなたが思うならば
タンパク質は絶対に必要です。
その理由は
脂肪だけを落として
引き締まった身体を目指す為には
筋肉を削らないようにすることが
大切だからです。
だけど、私たちは年齢を重ねるにつれて
筋肉は意識しないとどんどん減っていきます。
特に40代以降の女性は
運動と同じくらい「食べること」は
大切です。
■プロテインを飲まなきゃいけないのか?
答えは「NO」です。
プロテイン(=タンパク質補助の粉末飲料)は
あくまで「足りない分を補うための便利グッズ」
苦手なら無理に飲まなくていいんです。
だけど、タンパク質はどうしても不足しがち。
だからこそ、普段の食事で
どれだけ工夫するか?
これがポイントになります。
■食事でしっかり摂るための3つの工夫
それでは具体的なポイントを
紹介しますね。
①「手のひら1枚分のタンパク質」を毎食意識
タンパク質をしっかり摂るには
「1食で20g前後」は摂る必要があります。
これは、あなたの手のひら1枚分くらいの大きさのおかず
をイメージするとわかりやすいです。
例えば以下のような食品が優秀です。
●鶏むね肉なら100g程度(20〜23gのタンパク質)
●焼き鮭なら1切れ(18g前後)
●卵1個で約6.2g
●きぬごし豆腐100gで約4.9g
●納豆50gで約8.3g
●ツナ缶(水煮)70gで約14-15g
※参考リンク 文部科学省|食品成分データベース
厚生労働省|日本人の食事摂取基準(2020年版)
これらを毎食1〜2品ずつ組み合わせるだけで
プロテインを使わなくても
かなりのタンパク質が摂れます。
たとえば「卵+納豆+豆腐」で約19〜20g
「ツナ缶+豆腐」で約19〜20gなど
食材だけでも十分に補えます。
朝ごはんがトースト1枚+コーヒーだけ…
なんてあなた。
そこに「卵+ヨーグルト」を加えるだけでも
立派な改善です◎
②「間食=甘いもの」から「間食=タンパク質」へ
実際やってみるとわかりますが
1日3食で必要なタンパク質量(50〜65g前後)
って摂るのはなかなか大変です。
そこで活躍するのが「間食」です。
お菓子やスナックを食べる代わりに
ちょこっとタンパク質を選びましょう。
プロテインが苦手なあなたでも
食べやすい間食をご紹介します。
●ギリシャヨーグルト(無糖):1個で約10g
●スライスチーズ2枚:約6g
●ゆで卵1個:約6g
●サラダチキン:約20g
●高野豆腐の煮物:約10g(2〜3切)
間食はわるい!と思わず
不足分を補う大事なタイミングです。
③「コンビニや外食でもタンパク質ファースト」
忙しい毎日では、自炊が難しい日だって
ありますよね。
でも、コンビニや外食でも
しっかりタンパク質を摂る方法はあります。
例えばコンビニなら
こんな組み合わせがおすすめです。
●サラダチキン+味噌汁+おにぎり
●焼き鳥(塩)+野菜スープ
●豆腐+ゆで卵+玄米おにぎり
「なにを食べるか」を選ぶとき
最初にタンパク質のおかずを探すだけでも
変わってきますよ。
■大切なのは「自分に合う方法」を見つけること
プロテインが苦手なあなたでも
できることはたくさんあります。
むしろ、
無理して続かないことより
少しでも“心地よく続けられる習慣”
を見つけることの方がずっと大切です。
「何を食べるか」は「どう生きるか」に
直結していると私は思っています。
だからこそ
食事はできるだけ自分にやさしい形で。