こんにちは 梶田りえ(かじたりえ)です。
兵庫県の伊丹市で
パーソナルトレーニング指導を行っています。
ダイエットしたい!
カラダを引き締めたい!
そんなあなたにやって欲しいトレーニングが
ありますよ~!
と前回お話ししたスクワット。
そのスクワットについて詳しくお伝えします。
◆スクワットで使われる筋肉はどこ?
太ももの前面にある大腿四頭筋や
裏面にあるハムストリングス
お尻の大殿筋を中心に
背中の脊柱起立筋や体幹なども
スクワットをするだけで
トレーニングすることが出来ます。
凄いですよね。
具体的にその筋肉について
見ていきましょう!
◆スクワットで使われる筋肉(下半身)
●大腿四頭筋
カラダの中で最も大きい筋肉の一つ。
4つの筋肉の総称です。
太ももの前側に位置していて
太ももの一番真ん中にある「大腿直筋」
太ももの外側にある「外側広筋」
大腿直筋の下に隠れている「中間広筋」
太ももの内側にある「内側広筋」の4つです。
大腿直筋は骨盤から始っていて
膝小僧の下の出っ張ったところまで
つながっています。
唯一、股関節と膝関節の二つをまたぐ
筋肉です。
そのほかの3つの筋肉は
大腿骨から始っていて
膝小僧の下の出っ張ったところまで
つながっています。
「股関節を曲げる動作」
「膝を伸ばす動作」が仕事です。
カラダを支えて膝を安定させる
重要な役割を担っています。
歳を重ねるにつれて
衰えが進みやすい筋肉です。
●ハムストリングス
ハムストリングスとは3つの筋肉の総称です。
太ももの裏側に位置していて
外側の「大腿二頭筋」
内側の「半腱様筋」「半膜様筋」の3つです。
ハムストリングスは、
お尻の付け根である「坐骨」から始まって
膝裏まで続く長い筋肉です。
股関節と膝関節の両方の動きに関係します。
「脚を後ろに引く動作」
「膝を曲げる動作」が仕事です。
しゃがむ動作や走っている際に
立ち止まる(ブレーキをかける)動作を担っています。
●大殿筋
お尻を形成するお尻の中で
最も大きく、最も表面にある筋肉です。
大殿筋は骨盤の後ろから始って
大腿骨の後ろについています。
大臀筋は腸脛靭帯にもついています。
「股関節を背中側に伸ばす動作」
「股関節を外に開いたり、閉じたりする動作」
これが仕事です。
太ももの大腿四頭筋と共に体重を支え
股関節と大腿の動きを助ける役割があります。
立ったり歩いたりするのに
非常に重要な筋肉です。
具体的には
歩く動作の中では、
かかとが着いてから
足の裏全体が着くまでの間に、
体重が勢いよくかかり過ぎないように
前のめりにならないよう
ブレーキをかけてくれています。
◆スクワットで使われる筋肉(上半身)
●脊柱起立筋
脊柱起立筋は、の3つの大きな筋肉の総称です。
「棘筋(きょくきん)」
「最長筋(さいちょうきん)」
「腸肋筋(ちょうろっきん)」
背中の中央にある筋肉で、
背骨(脊柱)の両側に沿って
骨盤から後頭部にかけてついている
とても細長い筋肉です。
「股体を伸ばす動作」
「体を横に曲げる動作」
これが仕事です。
それだけではなく
背骨を真っ直ぐにして直立姿勢を保つ働きや
立ち上がりる時に身体が
前に倒れないように真っ直ぐの姿勢を保ったり
物を持ち上げる時に姿勢を安定させたりと
生活するうえで、欠かせない筋肉です。
●体幹
体幹とは、漢字の通り「体の幹(みき)」
つまり「胴体」を指します。
胸、背中、腰回り、腹筋、お尻の事になります。
「胴体」という広い意味とは別に
体幹を説明することもあります。
●腹横筋(ふくおうきん)
腹部の最深層にある体幹の安定に関わる筋肉
●多裂筋(たれつきん)
腰背部の最深層にある脊柱の安定と伸展に関わる筋肉
●横隔膜(おうかくまく)
胸下部にある腹式呼吸をするときに使う半球型の筋肉
●骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)
骨盤下部にある内臓を支える筋肉
この4つの筋肉は全部
身体の内側になるので、「インナーマッスル」
などと呼ばれていています。
厳密にいうと
体幹は身体の胴体部分全体を指していて
インナーマッスルは身体の深層にある筋肉のことを指しています。
「姿勢を維持する」
「内臓や神経の保護する」
「手足に力を伝える為の土台」
これが仕事です。
体幹の筋力はとても重要です。
具体的には
バランスを崩しそうになったときに
身体をグッと支える働きだったり
良い姿勢を保つ事が出来たり
体型の維持にも関わってきます。
◆今回のまとめ
しゃがんで立ち上がる。
人間のごく自然な動きに基づく
トレーニングであるスクワット。
これだけたくさんの筋肉を
行うだけで鍛えれるなんて
やらない手はありませんよね。